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マユ先生のワキガ対策:ワキガ治療の外科的処置1
「というわけで日常生活に支障をきたすほどのワキガの場合、やはり最後には外科的手段によってワキガ治療としなければいけないわね」
「ワキガ手術か・・・」
「ワキガ手術といっても最近は技術がすすんで、日帰りで出来たり、傷の治りがよければ再通院の必要がなかったりする。けれど、手術は手術で、悪いクリニックや経験の浅い執刀医に当たったりすると、腕の運動に支障をきたしたり、引きつれがおきたり、皮膚の壊死がおきたりと、いろいろな後遺症が予想されるわ。いい病院・クリニックの選び方は後にして、とりあえず、外科的手術の種類について解説するわね」
■切除法

文字通り、ワキガの原因となるわきの下の皮膚を、汗腺ともども切除してしまう方法よ。傷跡もおおきく、術後の経過しだいでは後遺症も出、傷跡もケロイド状になったりと、弊害もおおく、それらの弊害を避けるために切除する皮膚を少なくすると今度はワキガが直らない・・・。いまでは滅多に行われないわ。痛そうだし、出血も多いし、個人的な意見だけど、ワキガ治療としてはまず進められないわね。
■剪除法

しわに沿って数本の切込みをいれ、皮膚を裏返して目視で汗腺を除去していく方法。目視のため、確実にアポクリン汗腺を削除できるものの、かなりの長時間の手術と大量の出血を覚悟しないといけないわね。また、エクリン汗腺は皮膚の浅いところにあるから、この方法だと除去は難しいか、皮膚に穴をあけてしまうリスクがあるわ。出欠による血種、また術後の治癒にも時間や手間がかかるし、きちんと処置をしないと皮膚が壊死する可能性もあるから、リスクの大きい方法といえるわね。
■皮下組織掻爬法

これは、スプーン状の器具を切開部に差し込んで、皮膚の下の汗腺を掻き出して除去する方法ね。差し込むので、切開部が少なくてすむけれど、掻き出すわけで、皮膚組織を傷つけたり、内出血を起こしたりといったリスクはあるわね。また皮下組織を傷つけるので、術後の処置がしっかりしていないと皮膚がくっ付かなかったり、壊死をおこしたりといった後遺症も予測されるわ。経験のいるワキガ手術法ではあるわね。
「これらのほかに、外科的治療でない、エステサロンなどでの脱毛によるワキガ治療も宣伝されているわ。ただ、これらは脱毛が主目的で、ワキガ治療的には、ワキガの消臭効果が持続しなかったりワキガ臭が再発したりであまりオススメできないようね」
「ワキガの外科的治療は、もうちょっとあるわ。ちょっと図が多いので、続くわよっ」