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ワキガの手術は受けるべき?病院の選び方は?
「そういえば、ワキガとは違うんですけど・・・」
「うん?」
「旅行に行った帰りに、空港からバスで駅まで着いて、そこからタクシーに乗ったんです。旅行先で靴を濡らしてしまっていて・・・。飛行機やバスでは気にならなかったのですが、タクシーはちょうど冷房を利かしていて・・・ちょっとたったら自分でも臭うくらいこもっちゃって・・・」
「タクシーのような密閉空間で、自分でも臭ってくるような臭いだったら・・・ワキガ並ね」
「うう。自分からも言いにくいし、運転手さんも言い出しにくいらしくて・・・すごい気まずい時間が流れたことがあります」
「なんというか、気まずいだけじゃなくて、運転手さん的には殺人的につらい時間ね」
「たまにこちらに向けてくる視線も殺人的だったというか・・・」
「そう。そういう密閉した状況での接客業とか、炎天下でも会社から会社へビジネススーツで回らないといけない営業職の人とか、キャバレーとかでおじさんの相手をしないといけないホステスとか、あ、それをいったらホスト業のひとも、ワキガ治療は職業にかかわる、といってもいいわね」
「あと、気になる異性に嫌われないか、という気がかりが無くなるだけでも、精神的負担が軽くなるかも・・」
「そうね。でも、中には、ワキガだって指摘されても豪快に笑い飛ばしてしまうだけで住んでしまう人もいるからね。それが嫌な上司だったりすると、たまに殴りたくなるけど。でも、それで本人が気にしないなら、それはそれでオッケーなのよ。ワキガだからといってもかならずしも、手術をして直さないといけない、というわけではないわ。それだけは、覚えておいてね」
「はい」
「それに、ここ一週間ずいぶんと忙しそうだったじゃないの・・・。ひょっとして単に風呂に入ってなかっただけじゃないの?」
「う・・・。実は・・・」
「まずは、清潔な生活を心がけて、それからワキガがどうか心配することねっ」
「は、はい・・・」
「ワキガは、必ずしも直さないといけない、という【病気】ではないことも忘れないでね! ワキガだからって生きていけないっていうことは無いわ! ワキガだって嫌な顔はたまにされるかも知れないけど・・・」
「な、なんか微妙に励ましになっていないような・・・」
「つまり、ワキガとどう付き合っていくかっていうのの、決定権はあなたにあるっていうこと! それを覚えておきなさい」
「は、はい。ありがとうございます!」